ICHIKEN 株式会社市原建設

お問い合わせ Menu

住宅診断事業についてHOME INSPECTION

資格を活かし多様化する診断ニーズに幅広く対応

建築物は、建てられた年代によって耐震性能や施工のノウハウも異なり、さまざまな法改正を受けて、建築物に関する診断業務はますます多様化・重要化しています。ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅診断士が高い専門知識を持つ第三者として「住宅の状態」「不具合や改修が必要な部分」「修繕や改修に必要な費用」などを客観的に見極めるアドバイス業務です。近年特に需要が高まり、2016年以降は宅地建物の取引などの重要事項説明にも導入されています。当社でも、新築・中古住宅の売買や不動産契約に伴って診断のご依頼が増えてきました。 当社は、土木工事業と建築工事業併せて40年以上の経験を通じて各年代の建築技術に精通し、建物が「どういう状態か」「何が必要か」を的確に診断いたします。また、各種の診断業務を確実・的確に実施できる体制を整え、行政の補助制度などの情報も提供しながら、あらゆる診断ニーズにお応えします。
建物診断

中古住宅のインスペクション(住宅診断)

新築住宅のインスペクション(住宅診断)

インスペクション(住宅診断)と耐震診断のちがい

ホームインスペクション(住宅診断)と耐震診断はどちらも引き剥がしを行わない目視による診断です。共通している部分は、屋根・外壁の外観に始まり小屋裏から床下の劣化状況の確認です。室内に関しては表面の仕上げから床と壁の水平・垂直の確認、建具の状態などを事細かにチェックします。ホームインスペクションでは照明器具から台所・お風呂などの設備機器の動作確認、給排水の状況に関しても全てチェックしていきます。耐震診断では照明器具や設備機器などの確認は行いませんが、壁の内部の構造までを詳細に調べて間取り図に書き込んでいきます。耐震診断では現地で作製した間取り図を基に構造解析ソフトを使って上部構造評点を算出しますが、ホームインスペクションでは構造の解析は行いません。耐震診断が大地震での倒壊の可能性について調べる診断であるのに対して、ホームインスペクションは住宅全部の劣化状態を調べるお家の健康診断と言えるでしょう。
ホームインスペクションの内容
共通項目(屋根、外壁、室内、小屋裏、床下の劣化状況を確認)については耐震診断と同じ

ホームインスペクションに特化した診断内容

全ての建具・照明器具の動作確認※照明器具は通電時に限る
  • 全ての室内外建具の点検
  • 全ての照明器具、エアコン等の動作確認
キッチンやお風呂など住宅設備機器の動作確認※通水・通電時に限る
  • お風呂の給排水状況の確認
  • トイレの動作確認
給排水の通水・漏水の確認※通水時に限る
  • 宅内の全ての蛇口を閉じた状態で漏水確認
  • 床下へ入り給排水管の漏水確認
以上の診断を行った上で日本ホームインスペクターズ協会のレポート作成ソフトを用いて報告書を作成します。
報告書

インスペクション(住宅診断)のながれ

住宅診断のながれ住宅診断のながれ

インスペクション(住宅診断)の費用

所有資格
ホームインスペクター(住宅診断士)、既存住宅状況調査技術者

ブロック塀の診断

地震で倒壊の恐れのある道路に面した危険なブロック塀について自治体によっては取り壊し工事に補助金制度があります。詳しい内容についてはお問い合わせください。
ブロック塀撤去費用の補助

注意するポイント

  • ブロック塀の安全確保が
    できていますか?
    ブロック塀等の安全を確保することは所有者の責務です。塀の倒壊によって通行する人や車両に危害が及ばないように日頃から管理しましょう。
  • 塀の高さは大丈夫ですか?
    塀の高さは地面から2.2m以内ですか?また、高さ1.2m(6段)以上のブロック塀については控え壁が設置されてるか確認しましょう。
  • 塀に傾きや
    ひび割れが無いですか?
    著しいひび割れや傾きのあるブロック塀には近付かないようにしましょう!

古いブロック塀の改修事例


  • 着工前 高さ約2mのブロック塀(控え壁なし)

    施工後 1.2m以上の部分を撤去しフェンスを取り付け

  • 着工前 道路に面した亀裂が入ったブロック塀

    施工後 補助金を活用して撤去完了

ブロック塀診断のながれ

ブロック塀診断のながれブロック塀診断のながれ

ブロック塀診断の費用

戸建て住宅の小規模のブロック塀診断に関しては現在無料で行っています。
300㎡を超える敷地または事業用の敷地境界ブロック塀の診断についてはお問い合わせください。
所有資格
ブロック塀診断士

赤外線建物診断

建築物の維持保全・安全対策のためにご活用ください。住宅の断熱診断にも使用できます。
最新の赤外線サーモグラフィカメラを使用した診断調査体制を整えました。戸建て住宅やアパート、マンションの外壁・雨漏り診断から特殊建築物の定期検査報告まで対象は幅広く、およそ5階建てまでの建物の診断が可能です。(建物の立地条件などにより異なります。)

赤外線建物診断の種類

  • 赤外線雨漏り診断
    目視では確認できない壁や屋根の内部に滞留している水分の状態を可視化し雨漏りの原因と侵入ルートの特定を行います。
  • 赤外線外壁劣化診断
    外壁タイルやモルタル仕上げ等を撮影し得られた表面温度のデータから不良個所(浮いている部分)を検出します。
  • 住宅の断熱診断
    建物室内(天井・壁・床)の表面温度から断熱材の未施工部分を特定します。

赤外線建物診断を行うメリット

建物の定期報告検査の際に、従来足場を設置して打診で行っていた外壁調査や工場の天井部分の雨漏り診断と違い赤外線建物診断は足場を組む事無く行えるため検査にかかる費用や日数を短縮できます。

赤外線建物診断の流れ

ブロック塀診断のながれブロック塀診断のながれ

赤外線建物診断の費用

赤外線カメラを使用した建物診断を行う前の事前相談に関しては現在無料で行っています。
診断費用についてはお問い合わせください。
所有資格
赤外線建物診断技能士

建築物石綿含有建材調査

一定規模以上の解体・リフォーム工事に必要です。
最新の赤外線サーモグラフィカメラを使用した診断調査体制を整えました。戸建て住宅やアパート、マンションの外壁・雨漏り診断から特殊建築物の定期検査報告まで対象は幅広く、およそ5階建てまでの建物の診断が可能です。(建物の立地条件などにより異なります。)
建築物や工作物を解体・改造・補修する際は石綿等の使用有無を調査するよう義務づける法改正が行われました。【義務付け適用】令和5年10月1日~
また一定規模以上の工事を行う場合は、石綿(アスベスト)の有無に関わらず事前調査結果を元請け業者等が都道府県等に報告義務があります。【令和4年4月1日から適用法開始】
石綿(アスベスト)とは
お風呂やキッチンの改修工事でも税込み100万円を超えると報告義務が発生します!お風呂やキッチンの改修工事でも税込み100万円を超えると報告義務が発生します!

身近に石綿含有建材を使用している例

石綿(アスベスト)とは
環境省リーフレットより引用

石綿含有建材の解体・撤去作業を行う際の作業基準も設けられています。

事前調査の他にも特定粉じん排出等作業の届出や作業計画の作成、作業掲示板の設置、作業完了後の報告などが義務付けられています。
事例:レベル3の石綿含有成形板(波型スレート)の解体状況

  • 切断を行う金属部分周辺を
    飛散防止の為に湿潤化しています。

  • 固定している金属部分のみを切断しています。

  • 成形板は切断や破砕を行わず
    そのまま取り外します。

石綿(アスベスト)含有建材の事前調査の流れ・費用

使用しているアスベストの種類によってレベル1からレベル3まで分類されています。
詳しくはお電話またはメールでお問い合わせください。
所有資格
建築物石綿含有建材調査者(一般調査者)